今年の冬は長く続いた。3月は10日まで寒気が10度以下、15日にはようやく25度になった。そして、下句にはまだ寒く交わる日もあった。ブラジルの知人も、土砂崩れの被害をニュースで報じていた。地球温暖化という。今年の場合は桜も開花が遅れた。樹木は自然の温度計である。
おおよそ、寒気にはコートやセーターで備えるが、ストールなど防寒具を用いて、衣替えには春と秋の2回がある。着物なら、寿司屋の前掛け、着物で着替える。衣替(衣更)と言い、英語ではchangeclothsと。衣替えは服を変えることで、「ころも替え」は「十年前の着物や制服」をいう。
国により衣替え時期は異なるが、制服を着る日本では生活慣習にもなっている。日本の着衣文明開化でいえば、和服からモダンな着方に変わり、明治6年、6月1日~9月30日は夏服を着用するとし、11月1日~5月31日は冬服を着用する文化がある。
一方、北海道では、2月沖縄のプロ野球キャンプを観戦する人もおり、北海道のスキーを観に5月の連休まで北国に遊びに来る人もいる。サラリーマンは、クールビズでネクタイを外す。年間通じて衣替えは個人の生活スタイルに合わせて変わる。
生活様式も季節に応じてビール・アイスは夏が旬、冬はおでん・鍋物が定番。一年を通じて衣替えは日本の大切な文化である。着替え(春)6・6~8月(夏服)、9~11月(秋服)、12~2月(冬服)、3~5月(春服)。沖縄では4月1日~11月30日まで夏服、11月1日~3月31日まで冬服。衣替えは日本特有の文化であり、生活に根差した季節の風物詩である。
(令和4年4月1日 赤池三男)