赤池三男第123号「石の話」

ピラミッドは、4000年以前に建築されたエジプトの王の墓で大きな石を積み上げた象徴になっている。ダイヤモンドは、美しく上品なので、女性の憧れの装飾品。高価値が上って市価が異常になった。stoneは英語で、石のつく苗字も多い。

石材は「石」で始まり総称名称である。砕石は砂利・砂の原料で、強固土砂とパラスは、国会議事堂など約400種が使用されている。西洋では石造りが主役で、石の文化であった。墓碑も道路・公園もコンクリートも元は石である。

墓碑は、先祖の歴史を語り、土台変化で遺産を受け継ぐ。園児が石の中から化石を見つけた。岩石は温度により変化する。34個の玉石を鑑賞する枯山水の庭園。

国会議事堂は広島県産の花崗岩で、完成は1936年で昭和11年。安保闘争で、反対者が盟石官・建物に投石してケガ人を出した。危険物として石を持ち出すのは犯罪行為。石は宝石、碁石、磁石なども多様な種類がある。

rockとは大きく硬い岩のことで、ロックンロールの語源とする説もある。人生の大きな転機のことを「一石を投じる」という。昔は石高で領地の大きさを表した。日本では第二次世界大戦までは坪で、戦後はメートル法が基本である。

国民栄誉賞を受けた囲碁の本因坊秀和の時代には、碁石は貝殻から作られていた。石についての多くの話題に触れたが、石は人類の歴史とともにある。

―君が代は 千代に八千代に さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで―

(令和4年1月1日 赤池三男)